あと8,462日  自己満足と勘違い

 先日のブログで「自己満足」について書きました。

 自己満足って言うのは自分の内面で満足しているから他人には迷惑をかけません。

 

 ただ「勘違い」というのは困ったものです。

 

 年寄りの勘違いで「皆のためにやっている」なんて思われたら周りはいい迷惑です。

 

 前のブログにも行政や施行者がなんかやると、それにすぐ難癖をつける人がいるって言うの書きましたが、そんな実例が先日ありました。

 

 私が所有して長男に住まわせている都内のマンションの南側の隣接地にマンションが新築されることになりました。施工会社が周辺住民に計画の説明をしたところ私が持っているマンションの一部住民が

 環境が悪くなる 

 資産価値が下がる

などとの理由で新築マンションの建設を阻止または計画の変更を施工会社や行政に迫ったのです。

 

 まあ自分で何を考え何をやろうと自己満足のための範囲であればそれは問題ないのですが、何を考えたのかそのための弁護士に対する費用などをマンションの管理組合に請求(支援を求めて)してきたのです。本人らの言い分としてはマンションの環境と資産価値の維持のために全住為に為にやったというのが大義名分なのでしょう。

 管理組合としては一部住民の行為であり、管理組合がやったわけでもないし事前に管理組合会員の承諾を得た話でもない、一部住民の勝手な行為に反応しませんでした。

 ところが最近になって管理組合で弁護士費用などの負担を管理組合でするかどうかの臨時総会が開催されました。私は総会などに出席したことはないので事前に支出反対の票を投じていましたが、最終的には管理組合で200万円近い費用を負担することに決まったそうです。

 

 新しいマンションの施工者だって法の範囲内で計画して行政だって法の範囲内の申請であれば許可せざるを得ないでしょう。

 そりゃ下層階に住んでいる人は秋から春先にかけて昼間全く日が当たらなくなることはわかります。だけどその分高層階よりは安く購入したんだろうし、自分たちのマンション建てるときだって北側の住居の日当たりなんかが犠牲にしているんだから・・・。

 

 この一部住民の申し立てた内容はここに挙げたらきりがありませんが、よく他人がやることに自分勝手なことがいえるな・・・。と思う内容ばかりです。

 

 自分の権利が侵されるのがいやだと言うだけの行動で他人にまで迷惑かけて自分はマンションを資産価値を守り環境保全をしてやったくらいの気持ちでいられては周りの人はたまりません。

 

 仕事を離れて暇になると、なんか目立つことをやってみたくて、それが年寄りの暴走だと言うことに気がつかず周囲に迷惑をかけることってよくあります。

 

 歳をとったら

  欲も8分

  腹も8分

  付き合いも8分

っていうことを長年お世話になった床屋の親父さんに教えられたけど、これからは

 歳をとったら

  欲も3分

  腹も3分

  付き合いも3分

っていうところですかね・・・・・? 

 

 すべては自己満足の範囲でやってほしいです。

 勘違いも甚だしい!!