常識

 人にものを頼むとき電話1本で済まさずに依頼の経緯の説明をするため依頼する人のところに赴ききちっとお願いしましょう。

 依頼した内容が実現したならすぐにお礼の挨拶をしよう。決して通りすがりに「先日はどうも」なんて挨拶で済ませてはいけない。

 自分にはできないから(必要だから)人にお願いして達成できたのに、それが当然と言わんばかりの態度でいるその人の常識を疑います。

 

 告別式や通夜の時に自分が参列できないと出席される人に香典を依頼する人がいます。私にはそれができません。自分が参列しなくても済むような告別式ならでなければいいし、どうしても参列しなければならない方の告別式なら何をおいても出席するべきでしょう。どうしても参列できないのなら別途お供物を送るとか香典を送るなどの方法をとれば良いのであって電話で人に香典を頼んで義理を果たしたような気分になっているのも常識を疑います。

 

 還暦を過ぎると直接お世話になった方がなくなられることが多くなります。それまでは友人やお世話になった方の親などの葬儀で出席していましたが最近は自分がお世話になった方の葬儀ばかりです。生前の関係を踏まえて参列するかしないか、供花するかしないか・・・。自分の判断で自分の責任で行動することを心がけたい。

 

 人との関係は人それぞれ違うのだから自分とその人との関わりで判断すれば良い。

 

 還暦過ぎたら「腹も八分、欲も八分、付き合いも八分」でいいんじゃないですか。