あと8,470日 庭木の整理

 私の残りの人生は後8,470日になりました。

 昨日記載の通り2045年11月15日にこの世を去るつもりなのでこれだけの寿命が残っています。

 残された人生の中でやっておかなければならないことがいくつかあります。

 そのうちの一つが資産の整理です。

 我が家は先代以前が農業に携わっていたため敷地が広く(約500坪)母屋も木造の大きな家で敷地内には当該母屋をはじめ私たちが現在使っている住宅、木造2階建て物置、車庫などの家屋のほか松や槇、柘植などの多くの庭木が存在しています。これまでにも松、桜、梅、欅、木蓮などの大木を専門家に切ってもらったり見よう見まねで自分でも切ってきました。

 これだけの敷地や母屋、庭木を維持することは今後困難になってきます。子供たちは都内で生活し戻ってくる可能性はほとんどありません。仮に戻ってきたところで敷地や母屋の管理はできないでしょう。

 そこで私たちに残されたのがこの資産の整理です。当面は自力で庭木を整理し、使わなくなった家財を処分して母屋を解体し、今住んでいる自分の家屋だけを残して敷地を整理するか自分の家屋も含めて全体を処分して自分たちが死ぬまで使う住まいを新たに探すことになります。

 残りの人生8,470日と言っても自分で身体を動かし、自分の頭で色々判断していけるのは半分の4,000日くらいでしょう。

 問題(課題)を先送りせずに日々少しずつ解決して次代に負担を残さないようにすることが私たちに与えられた使命だと思い取り組んでいきます。

 最近外に出ると他人の庭木が気になります。敷地内から公道や隣接の敷地に枝が伸びている木や、根が育ちすぎて外構のブロックをゆがませている木が散見されます。人間の世代交代はあっても庭木はどんどん育っていきます。早めに手を打っておかないと大変なことになります。

 自宅の周辺には開発から50年~30年前後の造成地があります。50年前に造成された宅地は世代交代が進み建て替えた住宅もありますが、次世代が出てしまい建物を処分して更地になっているところもあります。今年の春先に解体されて更地になった場所はこの一夏で雑草が人の背ほどに繁茂してしまい周辺の住民に迷惑をかけています。また、原因はわかりませんが建物は建ったままで住民の気配はなく敷地内に同様の雑草が繁茂している敷地も散見されます。若い頃頑張って働いてローンを組んでせっかく手に入れた家屋敷も後を継ぐ子供たちがいないと負の遺産になってしまいます。

 他人事ではありません。今からでも遅くありません。60代になったら身の回りの整理に真剣に取り組みましょう。