ユーチューバーの一言

 年金受給者は比較的暇で雨の日などはカブに乗ったり家庭菜園もできないので自宅に籠もり一日中ユーチューブを見ていることがあります。

 あるユーチューバーのチャンネルを登録して頻繁に見ているのですが、そのユーチューバーの最近の動画でユーチューバー氏がある企業のいわゆる「案件」で自宅からタクシーで銀座の飲食店に行き高級牛肉の弁当を購入して食べているというものがありました。その弁当は7,500円するそうで企業案件だからタクシーに乗って買いに行き外の公園で食べていたのですが、弁当一食に7,500円の支出は普通の人にはできないことをユーチューバーは十分理解しており、「この高額の弁当も自分の財布から自前で食べていたらまた別の味がしたと思う・・・。」というようなコメントをされたいました。

 このユーチューバーは若い(大学生)のですが大学で会計学を勉強して会社の経営、経理などについてユーチューバーの活動を通じて既に実践し企業を経営しているようです。

 会社の経費で行きたいところに行っておいしいものを食べて・・・。普通の人があこがれそうな行為を企業に頼らず自分で起業して何年も繰り返していわゆる勝ち組のこの青年の言葉として「自分の財布から自前で・・・。」という言葉が出ることを私は素晴らしいと思って見ていました。

 私が何を言いたいのかわからない人が多いと思いますが、このユーチューバーは大企業に就職してその会社の経費でいい思いをしようというのではなく、自分で起業してその仕事を通じて仕事の経費で一般の人では味わえない贅沢をしていても、それはあくまで仕事の一環に過ぎないということを言っているのではないかと私は思っています。

 見方によっては自分が好きなやりたいことを仕事にできればそれは素晴らしいことだと思いますが、やはりそれが仕事となってしまうと本人の感じ方が違ってくるのだと思います。

 仕事は仕事。自分が本当に気兼ねなく楽しみたいことは仕事を離れて自分の財布から自腹でやるのが一番楽しく満足して充実するのだと思いました。

 受け取り方は人それぞれですから他の人の感じ方はいろいろあっていいのですが私はこの動画を作成したユーチューバーは今後も大いに活躍すると思うし視聴していろいろ学びたいと思っています。

 頑張って下さい。